デザインが解決できる8つの経営課題

AIが世の中に広がり、各種SaaSサービスの代替えとして自社でバイブコーディングする流れも多くなってきました。

デザインの領域も例外ではなく、今後デザインは内製化へ向かうことも考えられます。
そんな環境の中、私たちデザイン会社はどんな価値を提供できるのか?

そんな課題から、今回は、『デザインが解決できる経営課題』として記事をまとめてみました。
自社の状況と照らし合わせながら読んでいただければ幸いです。


課題1. パーパス・MVVが、組織に届いていない

パーパス・MVV・ビジョンはあるが、部署ごとに解釈がバラバラ。
戦略資料と採用資料、営業資料で言っていることが微妙にズレている。

企業規模別の課題

企業規模起きがちな症状
上場企業部署・子会社ごとに解釈が分岐。IR・採用・広報でトーンがズレる
中小企業創業者の頭の中にあるが言語化されておらず、採用・営業・協業で再現できない
スタートアップピボットや成長で前提が変わり、意思決定が毎回口頭で属人化する

インクデザインができること

経営の意図と事業実態を往復しながら、全社でブレない「言葉の幹」と使い分けルール(誰に・何を・どう言うか)を設計します。
経営者ヒアリング・ワークショップで価値観と意思を掘り起こし、伝わる言葉と構造に再設計。
営業資料・採用資料に展開できる「型」まで落とし込みます。

主な成果物: パーパス/MVV整理、価値創造ストーリー、コーポレートメッセージ・タグライン


課題2. 成長ストーリーが外部・内部に伝わっていない

中計・戦略資料はつくっているが、社員も投資家も理解が深まらない。
KPIはあるが、なぜその数字なのかの因果ストーリーが追えない。

企業規模別の課題

企業規模起きがちな症状
上場企業戦略→施策→KPI→財務インパクトがつながらず、資料が情報の羅列になる
中小企業計画はあるが、金融機関・採用・協業相手に説明できる形になっていない
スタートアップ成長シナリオはあるが、事業・ヒト・カネの整合が取れていない

インクデザインができること

投資家・社員の読み筋を前提に、「戦略→施策→KPI→財務インパクト」の因果ストーリーと図解を設計します。
経営計画を『説明資料』として翻訳し、営業・採用・資金調達に転用できる構成へ再設計。
成長シナリオの前提・検証項目・節目KPIも整理します。

主な成果物: 中期経営計画書(冊子/スライド)、成長可能性資料、決算説明資料のフォーマット刷新


課題3. 強みが選ばれる理由になっていない

技術・人・文化が強みなのに、資料では数値しか語れなてなく刺さらない。
競合比較で埋もれ、気づけば価格勝負になっている。

企業規模別の課題

企業規模起きがちな症状
上場企業技術・人材・文化の強みが、事業セグメントや数値の中に埋もれてしまう
中小企業良さはあるのに、競合比較で埋もれやすく価格勝負になりがち
スタートアッププロダクト優位性の説明が機能中心で、選ばれる理由が伝わりにくい

インクデザインができること

強みの棚卸しと編集(何を・どの順番で見せるか)を行い、無形資産を「価値創造の因果」として整理します。
統合報告・IR・採用に一貫して使える見せ方(図解・インフォグラフィック)を設計し、理解コストを下げます。
誰のどんな課題をどう変えるかを中心に編集し、Web・ピッチ・営業資料のメッセージ体系を統一します。

主な成果物: 企業理解資料(会社紹介/事業紹介)、営業資料、価値提供モデル図、競争優位性の整理


課題4. ESG開示が、企業価値につながっていない

開示が毎年のルーティンになっておりストーリーとして読まれない。
マテリアリティと戦略・KPIがつながらない。
ガバナンスやESGの情報が散らばり、一本のストーリーにならない。

企業規模別の課題

企業規模起きがちな症状
上場企業開示要件への対応で手一杯。マテリアリティと戦略・KPIがつながらない
中小企業取引先要請や採用の観点で必要性が増えているが、何から出せばいいかわからない
スタートアップ資金調達・採用でESGが問われ始めるが、語れる材料が散在している

インクデザインができること

読者(投資家・従業員・求職者)ごとの読み筋を設計し、マテリアリティ起点で構成とストーリーを再設計します。
情報収集の仕組みづくり(ヒアリング設計・整理の型化)を行い、毎年改善できる「仕組み」として定着させます。
スタートアップ・中小企業には、重点論点を絞った最低限の開示と発信の土台づくりから着手します。

主な成果物: 統合報告書/サステナビリティレポート、サステナビリティサイト、開示の設計図


課題5. 重要な判断や意志決定が遅れている

会議は多いが論点が定まらない。何を決める会議かが不明確で、結論が出ない。決まったことが共有されず実行がブレる。

企業規模別の課題

企業規模起きがちな症状
上場企業関係者が多く論点が拡散。会議は多いが結論が出ない
中小企業少人数ゆえに決まるが、決めたことが共有されず実行がブレる
スタートアップスピード優先で判断基準が暗黙知化し、採用増で齟齬が増える

インクデザインができること

論点の見える化から意思決定資料の構造設計、合意形成の導線(会議設計・ワークショップ、グラフィックレコーディング)まで設計します。
決定事項を「伝達できる形」(1枚資料・ルール化)に整え、現場への落とし込みを支援。
判断基準と前提を可視化し、更新できる意思決定テンプレを整備します。

主な成果物: 意思決定用資料、経営会議用ファシリテーション、合意形成のための資料テンプレ


課題6. 発信がバラバラで、誰にも刺さっていない

コーポレートサイトに何でも載っていても結局読まれない。
1つの資料を全員に使い回して刺さらない。
ピッチ・採用・PR・営業のメッセージが都度最適で、整合しない。

企業規模別の課題

企業規模起きがちな症状
上場企業情報過多で読まれない。各チャネルが寄せ集めで導線が弱い
中小企業会社案内・サイト・採用・営業がバラバラで、少ない情報が分散する
スタートアップピッチ・採用・PR・営業のメッセージが都度最適で整合しない

インクデザインができること

ステークホルダー別に情報設計(必要情報・順序・表現)を行い、Web・資料・開示物の役割分担と更新設計を整えます。
「まず伝えるべき核」を定義し、少ない工数で回る構成(1つの幹→相手別の枝)に整理。
メッセージ体系(コア主張・証拠・言い換え)を作り、各チャネルへ展開できる運用テンプレを整備します。

主な成果物: IRサイト/コーポレートサイトの情報設計・UI/UX、採用サイト/採用ピッチ、事業説明資料


課題7. ブランド刷新が見た目の変更で止まっている

見た目は変えたが、社内行動や発信が変わらない。
ガイドラインがない、あるいは運用できていない。コンセプトが定まらず、制作のたびに迷走する。

企業規模別の課題

企業規模起きがちな症状
上場企業多部門・多媒体で運用されるなか、ガイドラインが形骸化しやすい
中小企業採用・営業の印象を変えたいが、コンセプトが定まらず制作が迷走する
スタートアップ事業拡大で「らしさ」が薄まり、発信がバラつく

インクデザインができること

ブランドの「らしさ」を言語とビジュアルで定義し、運用に耐えるガイドラインを設計します。
価値の核→見せ方→最低限の資産(提案資料・サイト等)まで優先順位をつけて刷新。
ブランドコンセプトとトーン&マナーを先に決め、スピード重視で使えるテンプレを整備します。

主な成果物: ブランドコンセプト/キーメッセージ、デザインガイドライン(資料・Web・SNS)、PowerPointテンプレート一式


課題8. IR・開示の品質が人に依存している

担当者が変わると品質が落ちる。外注先とのやり取りが毎回ゼロから始まる。
調達局面ごとに資料を作り直し、ナレッジが資産化されない。

企業規模別の課題

企業規模起きがちな症状
上場企業担当交代で品質が落ちる。外注先とのやり取りが毎回ゼロから
中小企業金融機関・株主・取引先向けの説明が担当者依存になりやすい
スタートアップ調達局面ごとに資料を作り直し、ナレッジが資産化されない

インクデザインができること

フォーマット・制作フロー・素材管理・更新設計を整備し、再現性のある運用体制を作ります。
説明資料の型(会社概要・戦略・実績・見通し)を整え、少人数でも更新できる運用に落とし込みます。
ピッチのコア構造をテンプレ化し、数値・事例・FAQを更新し続けられる仕組みを整えます。

主な成果物: 資料テンプレート一式、制作ディレクション設計、更新運用マニュアル


おわりに

経営の課題は、複雑で、関係者も多く、正解が一つではありません。

そして経営とデザインの関係は単なる制作代行や作業ではなく、企業の在り方や、情報発信、浸透などの根本的な部分なので、AIに代替えできない部分も多くあります。

だからこそ、情報を整理し、筋の通ったストーリーにし、誰にでも伝わる形にすることが、意思決定のスピードと企業価値に直結します。

インクデザインは、企画・編集・デザインの力で、貴社の「伝わらない」を「伝わる」に変え、経営の前進を支援します。まずはお気軽にご相談ください!!

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1974年1月31日生まれ B型。茨城県日立市出身。大学進学を機に上京し、お笑いを志すも挫折。Macに出会い、脳天ぶち抜かれ、デザインに目覚める。 (中略) 2024年、入居していたシェアオフィスが廃業するという、嘘みたいな理由で、移転を強いられる。同年、求人を出したら50人応募があったことにいい気になり、1年で10名を採用。本人談「完全に調子に乗ったけど、いい人ばかりだったから、どうしても入ってほしかったんだ」 自称、パワーポイント日本一&IR業界における文系最強企業。 続きはこちらから → https://incdesign.jp/junsuzuki/

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